甲冑競馬:相馬野馬追レポート

■甲冑競馬(かっちゅうけいば)
正午。
陣螺陣太鼓が鳴り響くと、兜を脱ぎ白鉢巻きを締めた若武者が、
大坪流の手綱さばきのもと、先祖伝来の旗指し物をなびかせ、
人馬一体となり風を切り疾走する勇壮な甲冑競馬が開始されます。
甲冑競馬は1周1000メートル、10頭立てで10回行われます。(相馬野馬追パンフレットより)

 
雲雀ヶ原祭場地に着き、いよいよ「甲冑競馬」「神旗争奪戦」がはじまります。非常にワクワク。
 
と共に、プレッシャーが・・・
というのも、栄町商店街さんのご厚意で、馬場内で撮影可能な撮影許可証を取っていただきました(感謝です)
「いい写真を撮ってきてね」という言葉に不安を感じながら・・・
 
式典が執行された後、相馬流れ山踊りの公開があり、いよいよ甲冑競馬が開始されます。
 
甲冑競馬は10回行われ、螺役騎馬が1回と一般騎馬が9回行われます。
 
馬場内から
◆スタート&4コーナー
◆1コーナー
◆向正面
◆観客席からの眺めも含めて 「大迫力の甲冑競馬」見てまいりました。

 
 
甲冑競馬は、1周1000メートルで争われます。
とはいえ、スタート地点にゲートがあるわけでもなく、ヨーロッパの競馬ではあるワイヤーが引いてあるわけではありません。
スタートの合図を元にスタートします。
(一旦すべての馬をコースの後ろ向きに向けて、スタートの合図で正面を向きスタートするなど、フライングのないようにスタートが切られます)
旗の音がバサバサバサーとすごい音を立てながら、各馬、スタート地点のポケットから1コーナーに向かっていきます。

 

 
 
直線から1コーナーに入ります。
パンフレットなどで使われている甲冑競馬の写真は、この1コーナーの外からの写真が多いです。この写真は馬場の内側から。
朝方まで雨が降っていた事もあり、馬場が悪かったので、写真を撮りながらかなり砂を浴びました。
 
観客席からの1コーナーの眺め
 
 
 
向正面の直線。
勝負どころの3コーナー~4コーナーに向けて疾走!
馬場が悪い事もあり、すでに後続の武者の顔は、泥だらけ。
当然ゴーグルなんて出来ませんので、かなり前を追いかけるのは大変だと思いました。

 
 

 
 
3コーナーから4コーナーには、大きな水たまりがありました。
しかし勝負どころです。前の馬を追いあげていく騎馬。ド迫力です!
 
 
 
4コーナーから直線へ。
ゴールを目指して追いまくる!追いまくる!
旗の音が一段と大きく、激しく!

 
 

 
 
ゴールした後は、3つの神社の神様のいる山頂の本体上を目指して、観客席の間の急な坂を一気に駆け上がり、報告に伺います。
この下写真でおわかりいただけるように、くねくねとした坂を勢いよく上がっていきます。
この姿もかっこいいです!
観客席のすぐ脇を通りますし、1位になった人は、その証を口にくわえてこの坂をあがってくる姿に、大きな拍手です!

 
 
 
 

甲冑競馬、かっこよかった!
甲冑競馬、ド迫力だった!

乗ってみたいとは少しだけ思いましたが、ちょっと怖いかも・・・

 
 
 

相馬野馬追レポート:その5 神旗争奪戦につづく

 

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上記レポートは2009年のものとなります
 
相馬野馬追は、下記日程で開催されます
 
・宵乗り 5月の最終土曜日(1日目)
・本祭り 5月の最終日曜日(2日目)
・野馬懸 5月の最終月曜日(3日目)
 
※2024年(令和6年度)以降の相馬野馬追開催日程が、5月最終土・日・月曜日の3日間に変更となりました。
日程などにつきましては、相馬野馬追執行委員会 公式ページにて御確認ください
・・・相馬野馬追執行委員会 公式ページ

 
 

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